必殺必笑鞘取り稼業
06 | 2008/07 | 08
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13日の金曜日SQ


 ずっとずっと昔、相当昔の話である。「13日の金曜日」にして「仏滅の雨の日」に、そうそう滅多に経験することのない幸運に遭遇したことがある。次の「13日の金曜日」も、その次の「13日の金曜日」も、幸運とまでは言えなくても、ラッキーなことが起こった。英語圏の国々では、不吉なことが起こるとして、「13日の金曜日」は、忌み嫌われていると聞くが、個人的には「13日の金曜日」は、幸運をもたらす日として、楽しみにしている。


 グレゴリオ暦では、1年に1回はある「13日の金曜日」。今年は、6月13日の金曜日の1回だけだが、来年は、2月13日の金曜日、3月13日の金曜日、11月13日の金曜日と、3度の「13日の金曜日」を迎えることができる。そうそう滅多に経験することのない幸運との遭遇に期待するとして、株式市場では、「13日の金曜日」は、不吉か否かとは別に、オプションSQ若しくはメジャーSQとなる。過去2年の「13日の金曜日SQ」と、3ヶ月後の株価の定点観測結果は次の通り。




<13日の金曜日SQは.....>
2006年1月13日(金曜日)寄値1万6454円32銭
3ヶ月後の4月13日寄値1万7232円28銭 △777円96銭


2006年10月13日(金曜日)寄値1万6494円49銭
3ヶ月後の1月12日寄値1万6979円73銭 △485円24銭


2007年4月13日(金曜日) 寄値1万7629円02銭
3ヶ月後の7月13日寄値1万8161円02銭 △532円00銭


2007年7月13日(金曜日) 寄値1万8161円02銭
3ヶ月後の10月12日寄値1万7417円94銭 ▼743円09銭


2008年6月13日(金曜日) 寄値1万4011円12銭
3ヶ月後の9月12日寄値 ?  騰落 ?




 過去2年で4回あった「13日の金曜日SQ」の内3回は、3ヶ月後の日経平均株価は上昇している。遡ってデータを取ってみても、「13日の金曜日アノマリー」として、期待したくなるような結果を残している。6月13日金曜日SQ当日の寄値1万4011円12銭を起点にして、3ヶ月後の9月12日の日経平均株価は、500円幅で上昇している方に期待しているのだが.....




日経平均株価の月間騰落アノマリー

 自公連立政権に、国民がノーを突き付けた07年7月末の参院選挙。小泉、安倍と、改革政権が続いたこともあり、福田政権誕生以降、守旧派官僚の目に余る利己的な巻き返しが、国内外の投資家の間で顰蹙を買っている。顰蹙は買っても、日本株は安心して売る.....という状況が続くなか、日経平均株価は、心理的な節目とされる1万3000円をめぐる攻防戦が続いている。


 3ヶ月後の日経平均株価、半年後の日経平均株価については、株価のことは株価に聞いてもらうとして、日経平均株価の月間騰落を見ると、月初は高く、月の15日〜20日にかけて下落し、月末にかけて株価は持ち直していく。言葉で表現すると、そういうやわい表現になるが、月中の安値と月末終値を比較すると、トレードチャンスと言えるくらいの値動きがあることが、おわかりいただけるだろう。




<月中安値で仕込んで、月末に手仕舞う.....>
07年10月 △473円 
22日安値1万6264円→31日終値1万6737円


07年11月 △929円
20日安値1万4751円→30日終値1万5680円


07年12月 △303円
18日安値1万5004円→28日終値1万5307円


08年01月 △1020円
22日安値1万2572円→31日終値1万3592円


08年02月 △293円
20日安値1万3310円→29日終値1万3603円


08年03月 △834円
17日安値1万1691円→31日終値1万2525円




 今週は、サブプライムローンバブル崩壊の渦中にある米国主要企業の決算発表が控えている。買い手控えムードで週末を迎えることになりそうだが、昨年10月以降、日経平均株価は6ヶ月連続で、月中に付ける安値に対して、月末終値は300円以上値上がりしている。これを日経平均株価の月間騰落アノマリーと捉えると、買い手控えムードが強くなるであろう今週は、月末の反発を期待して買いを入れるチャンスなのだが.....



社名が漢字の不動産株と社名がカタカナの不動産株

 節分天井彼岸底という相場格言がある。節分の頃に高値を付けた株価は、3月中旬まで調整し、丁度彼岸の頃に底入れする、という経験則だが、彼岸の入りとなった17日、日経平均株価は、先週末比で454円09銭安となった。3月3日の日経平均株価寄値は、1万3412円87銭。昨日の終値は、1万1787円51銭。3月相場に入ってからでも、値幅にして1600円、率にして12%を超える下落に見舞われているとあって、彼岸が明ける24日までに、一旦の底入れが期待されるところ。


 下げ過ぎた反動。いわゆるひとつの自律反発があるとして、どの銘柄を狙うのか。塩漬けミイラ化している銘柄に、ナンピン買いを入れる。年初来の下落率が50%を超える大幅下落銘柄にツッコミ買いを入れる。信用取引の取り組みが拮抗している銘柄に、ショートカバーを誘うような買いを入れる。人それぞれだろうが、簡易銘柄スクリーニングを利用して、リバウンドが期待できそうなセクター、銘柄を「東証1部市場」「年初来下落率50%以上」「時価総額5000億円以上」のスクリーニング条件から探してみた。




<年初来下落率50超の東証1部銘柄>
 銘柄     年初来下落率  時価総額
8830住友不動産 ▼66.01%  7251億円
5333日本碍子  ▼61.80%  5911億円
4062イビデン  ▼61.40%  6184億円
7261マツダ   ▼52.20%  5078億円
6305日立建機  ▼51.10%  5442億円
7733オリンパス ▼50.56%  7365億円
3407旭化成   ▼50.36%  7083億円




 下落率の大きさで、銘柄を選ぶのは愚の骨頂である。そんなことは、百も承知で敢えて、年初来下落率50%超をスクリーニング条件としたのは、いま実需の売りを浴びているセクターを推し量るためである。建設資材の価格上昇をこれまでゼネコンに押し付けてきた大手不動産。円高が収益を圧迫する電機、自動車、精密機器。改正建築基準法によって官製不況の真っただ中に突き落とされた住宅メーカー。これらのセクターは、株価トレンドは下向きであっても、地価公示価格の発表、円高修正局面、住宅着工件数の底入れなどの材料が出れば、見直し買いが期待できる。


 タイミングよく買いを入れることができれば、そこそこの鞘取りが狙えるのではないだろうか。地価公示価格は、1月1日に鑑定し、審査を行った上で正常な土地価格として、3月下旬に発表される。不動産流動関連として、一時期脚光を浴びた新興市場の不動産株や、昨年上場来高値を更新したものの、現在は、半値水準まで下落している大手不動産株あたりは、タイミングよく買いを入れるというタイミングにあるのかもしれない。 




<不動産株の株価はぼろぼろのダチョウ>
 銘柄      昨年来高値 17日終値  下落率
8801三井不動産  4000円  1730円  ▼56.75%
8802三菱地所   4070円  2205円  ▼45.82%
8830住友不動産  5270円  1458円  ▼72.33%


2338アセットHD 283000円 65200円 ▼76.96%
8922アイディーユ 229000円 70400円 ▼69.25%
8941レイコフ   223000円 18350円 ▼91.77%




 東証1部市場の不動産株と新興市場の不動産株。社名が漢字の不動産株と社名がカタカナの不動産株。括り方はどうでもいいが、下落率は、新興市場の不動産株、社名がカタカナの不動産株の方が、大きな数字となっている。株は安い時に拾って、高くなったら売るのが基本とされているが、安くなるには、安くなるだけが理由があるものである。安物(銘柄)買いの銭失いとならないように、株価水準の高い東証1部上場の社名が漢字の銘柄に、鞘取りの狙いを絞ってみたい。



R指定三枚のお札銘柄

 日経平均株価は、1月22日に安値1万2572円68銭を付けた後、2月4日に1万3889円24銭まで自律反発。オプションSQと3連休を挟んで、約1000円幅で下落(12日安値1万2923円42銭)したものの、昨日の急騰で戻り高値を更新してきた。日経平均株価を2月4日高値と2月25日終値で定点観測すると、戻り高値を更新してきたことで、今後は、日経平均株価12月高値から1月安値までの下げ幅の2分の1戻しとなる1万4300円を意識した展開が予想されるところ。


 戻り相場を牽引してきた非鉄セクター、海運セクターの個別銘柄の株価を日経平均株価同様、定点観測してみると、日経平均株価の騰落を大幅に上回る銘柄がある一方で、同一セクターなのに、戻りの足を引っ張っている銘柄もある。これから月末、3月メジャーSQ、期末に向けて、鞘取りを狙う場合、日経平均株価を牽引している銘柄にタイミングを見て乗るか、日経平均株価の戻りに割負けしている銘柄の反発に期待するか、日経平均株価の動きとは一線を画す個別材料株、新興銘柄にシフトするか...


 定点観測(2月4日高値と2月25日終値)の騰落が△5%を下回る日経225ど真ん中銘柄の東京エレクトロンと、洞爺湖サミット1ヶ月前をメドに環境関連の日本風力開発、日足ベースで見ると、高値三角保ち合いにある春日電機。個人的には、この3銘柄に注目している。




        4日高値     25日終値   騰落率
日経平均株価 1万3889円 < 1万3969円   △0.57%


住友金属鉱山   1790円 <  2160円    △20.67%
三井金属      413円  >  393円    ▼4.84% 

 
みずほFG   488000円 > 452000円   ▼7.37%
住友信託銀行    694円  <   767円    △10.51%


日本郵船      917円  <  1046円    △14.06%
乾汽船      1717円  <  1731円    △0.81%


テーマ:株式投資(デイトレ、中長期銘柄) - ジャンル:株式・投資・マネー



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