| 騰落レシオ |
株式市場の過熱感を推し量る指標のひとつ。(値上がり銘柄数)÷(値下がり銘柄数)で算出し、(6日間の値上がり銘柄数の合計)÷(5日間の値下がり銘柄数の合計)を6日騰落レシオ、(25日間の値上がり銘柄数の合計)÷(25日間の値下がり銘柄数の合計)を25日騰落レシオと呼んでいる。4月21日大引け後の6日騰落レシオ、25日騰落レシオは下記の通り。
6日騰落レシオ142.84%
25日騰落レシオ125.34%
6日騰落レシオは短期の過熱感、25日騰落レシオは中期の過熱感を推し量るのに有効。個人的には、どちらのレシオも120%を超えてきたら、躊躇することなく手仕舞い。150%を超えてきたら、これまた躊躇することなく空売りと決めている。騰落レシオは、市場の過熱感を推し量る指標に過ぎないが、騰落レシオを基準にポジションを取っていると、120%を超え、過熱感が警戒される水準で個別銘柄の買い煽りを見掛ける輩が、間抜けの中の間抜けに見えるようになる? それを言っちゃあお終いか。(笑い)
|

| 大企業のメタボリック内部留保 |
企業の税引き後利益から株主への配当金や、役員賞与などを差し引いて、企業内に留保された利益を内部留保という。内部留保には、税制上の優遇措置があるため、継続して利益を計上している大企業の中には、余剰金や積立金などの名目で、内部留保をため込んでいるところがある。全労連と労働総研がとりまとめた『08年国民春闘白書』によると、トヨタ自動車の連結内部留保は、13兆円を超えているようだが、「Yahoo!ファイナンス」の連結決算ー連結余剰金ランキングは、次の通りである。
<2兆円以上の連結余剰金を抱えている大企業> 7203トヨタ自動車 11兆7647億1300万円 7267ホンダ 4兆6926億2000万円 9432NTT 4兆1274億2100万円 8306三菱UFJ 4兆1021億9900万円 6752松下電器産業 2兆8256億1200万円 7751キヤノン 2兆7661億6300万円 9437NTTドコモ 2兆4931億5500万円 7201日産自動車 2兆4027億2600万円 4502武田薬品工業 2兆2974億3800万円 9501東京電力 2兆1868億0700万円
2兆円以上の連結余剰金を抱えている大企業は10社、1兆円以上の連結余剰金を抱えている大企業は32社を数える。ある程度の内部留保の厚みは必要だろうが、度の過ぎる内部留保は、市中に流通していた貨幣を吸い上げるだけでしかない。大企業の内部留保に比例する形で、系列下請企業の利益なり、社員の賃金が上昇していれば問題はないのだが、大企業と中小企業の格差が社会問題になっているということは、本来、中小企業にもたらされる利益が、大企業の内部留保に吸い上げられている、と考えるのが合理的だ。コストダウンのためなら、乾いた雑巾を絞るとまで言われる大企業が、内部留保を溜め込むために、下請けの乾いた雑巾に手を伸ばし、これを絞りに絞っている?
中小企業の利益を取り上げ、丸々と超えた大企業の内部留保は、膨らめば膨らむほど、日本経済から活力を奪うことになる。名付けるなら、大企業のメタボリック症候群。内部留保の溜め過ぎ、下請け企業への利益還元不足。経済の血液と言われる市中の資金を大企業が兆単位で吸い上げ、これを抱えているのだから、日本経済は、いつ貧血で倒れたとしてもおかしくはない。 下請け企業の減益、社員の賃金引き下げの一方で、好業績を背景に内部留保を溜め込んでいる大企業。驕れる平家久しからずならぬ、驕れる大企業久しからず。溜め過ぎたメタボリック内部留保には、労働基準監督署を経由して公正取引委員会のメスが入ることを切に願ってやまない。その前に、空売り弾でもぶち込んでおくとするか。
|

| 咲かぬなら咲かせてみせよう相場のあだ花? |
来週14日のホワイトデー...ではなく、メジャーSQを控え、株式市場は先物主導の神経質な相場展開が続いている。そんな中で、3月相場では、昨秋から右肩上がりのザッパラス、2月12日には80万円を割り込んだものの、2月末には130万円台まで株価が大戻りしたフルスピードなど、新興三市場の情報通信関連株に注目していたのだが.....
メジャーSQまであと10日という3月4日、三菱UFJ証券は、SNS最大手のミクシィの投資判断を「2」から「4」に二段階引き下げ。ローテーションバナー広告の減速に拍車が掛かる、という分析からの投資判断引き下げのようだが、新興市場のシンボル的な存在のミクシィが売られたことで、新興三市場全体に冷や水を浴びせる効果となった。
まあ、それもまた相場と割り切るしかないが、投資判断の二段階引き下げから、売りが売りを呼んだ4日のミクシィの安値は997千円、終値は1020千円。昨日の安値962千円、終値は984千円。投資判断の二段階引き下げをまだ株価に織り込めていないようだ。三菱UFJ証券が言うところのミクシィの目標株価レンジは70〜110万円。レンジ内の動きではあるが、100万円大台に続いて90万円大台を割り込もうが、下値模索のミクシィにかまっているほど、暇人ではない。
新興三市場の情報通信株を物色していた資金が向かう先は? 東証一部市場の出来高をこなす低位株か。昨日の東証1部市場の出来高上位ランキングには、出来高をこなす大型株に混じって、往年の仕手株、高島、紀州製紙が食い込んでいる。いまの相場の地合いは、仕手株をいじるには、絶好のタイミングということなのか。稀に大きく化けることもあるが、所詮は相場のあだ花でしかない仕手株は、早く乗った者勝ち、早く降りた者勝ちである。高島、紀州製紙の続伸に乗るか、昨日との比較で出来高が急増してくる仕手株に飛び乗るか。
<出来高800万株超の東証1部低位株> 6764三洋電機 5日終値221円 8007高島 5日終値166円 7211三菱自動車 5日終値167円 6703OKI 5日終値213円 7012川崎重工業 5日終値238円 1801大成建設 5日終値266円 1808長谷工コー 5日終値144円 7003三井造船 5日終値299円 9205日本航空 5日終値257円 3882紀州製紙 5日終値143円 5233太平洋セメ 5日終値229円 7013IHI 5日終値202円
|

| 引っ越しそば |
よんどころなき事情から、ブログをココログからFC2に、急きょ変更することに。いい機会なので、ブログのタイトルを「どんとこい! 株式投資」から「必殺必笑鞘取り稼業」に変更し、褌を締め直した上で、FC2のブログで出直すことにした。引っ越しそばとは、転居した際に、近隣の方々に対して「おそばに参りました」という近づきのしるしに配るそばである。思うように相場で稼げてないので、引っ越しそばを配ることはできないが、この場を借りて改めて挨拶をしようと思う。
相場師と言えば、相場の神様と言われた本間宗久、横堀将軍と言われた石井定七、最後の相場師と言われる是川銀蔵など、後世に語り継がれる大物相場師が浮かんでくる。しかし、相場師としての器、資金力、知名度に関係なく、相場の高下に乗じて鞘取りを仕掛けるとともに、それを生業としていれば、すなわち、相場師であるはずだが...
経済産業省の事務次官が、「バカで浮気で無責任」と罵倒したデイトレーダーこそ、まさしく現代の相場師である。「最も堕落した株主」とも罵倒される名もなき相場師たちだが、短期回転売買を繰り返している理由は、経済産業省の産業政策や、経済産業省のみならず各省庁のエリート官僚が天下りパラサイトする企業に、長期投資するだけの価値を見いだせないからである? それを言っちゃあお終いか。プライドが高く、鼻っ柱の強い、霞が関の方々への気持ちだけの引っ越しそばである。
|
|
|
|
| プロフィール |
|
Author:取手の相場師
金に生きるは下品に過ぎる 恋に生きるは老け過ぎる 相場に生きるはくたびれる とかくこの世は一天地六 命ぎりぎり鞘取にかける 銘柄はよろず引き受けましょう 資本金の大小、流動性は問わず 委細相談、必殺必笑鞘取り稼業
|
| 最近の記事 |
|
このブログに書き込まれる内容については、著作権があこのブログに書き込まれる内容については、著作権があります。許可なく転載することや、出典を明記しない引用を禁じます。
|
|
|
|