必殺必笑鞘取り稼業
06 | 2008/07 | 08
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これぞ究極の株価対策? ワーストタイの開幕4連敗

 毎年、オフのストーブリーグでは、カネに物を言わせて、他球団の主力選手を買い漁っている讀売ジャイアンツ。同じことを他球団がすると、トレードと言われるのに、どうして讀売ジャイアンツは、「カネに物を言わせて」と皮肉たっぷりに言われてしまうのか? 球団ワーストタイの開幕4連敗を喫した4月1日時点での他球団から移籍してきた選手の顔ぶれは、次の通りである。




<投手>
背番号20 豊田 清    西武
背番号27 門倉 健    横浜
背番号29 グライシンガー 東京ヤクルト
背番号37 藤田 宗一   千葉ロッテ
背番号39 吉武 真太郎  福岡ソフトバンク
背番号42 クルーン    横浜
背番号46 野口 茂樹   中日


<捕手>
背番号53 實松 一成   北海道日本ハム


<内野手>
背番号0 木村 拓也   広島東洋カープ
背番号2 小笠原 道大  北海道日本ハム
背番号6 小坂 誠    千葉ロッテ
背番号25 李 承ヨプ   千葉ロッテ
背番号44 大道 典嘉   福岡ソフトバンク
背番号45 小田嶋正邦   横浜
背番号51 古城 茂幸   北海道日本ハム


<外野手>
背番号5 ラミレス     東京ヤクルト
背番号8 谷 佳知     オリックス




 千葉ロッテからアジアの大砲、北海道日本ハムから4番を獲得。これではまだ不十分とばかりに、東京ヤクルトからセリーグ歴代最多安打をマークしている4番とセリーグ最多勝投手、横浜からは球速161キロの速球王を獲得。その他にも、かつての盗塁王、現役最多三塁打記録保持者、シーズン最多二塁打記録保持者、左キラーの代打の切り札、最優秀救援投手、最優秀防御率投手、最多奪三振投手などが、ベンチを暖めている。

 
 アンチジャイアンツ、アンチ讀売新聞、アンチ日本テレビ、アンチナベツネであるが、声を大にして叫びたいことがある。それは、間抜けなエコノミストの中に、「ジャイアンツ優勝による経済効果」を叫ぶ輩がいるが、その経済効果とは、プラスではなくマイナスであることがわかっているのだろうか。讀売ジャイアンツが優勝した年の日経平均株価は、ご覧の通り、見事なまでに下げている。讀売ジャイアンツが優勝すると、株価は暴落して、日本経済は停滞する、とことあるごとに、ジャイアンツファンの前で、自説を流布してきたが、論より証拠、説よりデータである。



 
<讀売ジャイアンツが優勝した年は、株価が暴落する!>
1996年 77勝53敗0分 勝率0.592
1月4日大発会寄値1万9945円68銭
   ↓ ▼584円33銭
12月30日大納会終値1万9361円35銭

 
2000年 78勝57敗0分 勝率0.578
1月4日大発会寄値1万8937円45銭
   ↓ ▼5151円76銭
12月29日大納会終値1万3785円69銭

 
2002年 86勝52敗2分 勝率0.623
1月4日大発会寄値1万0631円00銭
   ↓ ▼2052円05銭
12月30日大納会終値8578円95銭

 
2007年 80勝63敗1分 勝率0.559
1月4日大発会寄値1万7322円50銭
   ↓ ▼2014円72銭
12月28日大納会終値1万5307円78銭




 他球団の4番バッター、エースピッチャー、押さえの切り札を補強し、シーズン前には、連覇はほぼ決まりと、野球評論家に言わしめた讀売ジャイアンツ。先制しても、追いつかれて逆転負けで開幕4連敗。株式市場は、これを好感して大幅高となっている。





自律反騰・中間反騰・本格反騰

 日経平均株価を週足で見ると、08年7月に付けた高値1万8295円27銭から三段下げを経て、1月22日に安値1万2572円68銭を付けている。底値圏で4週の揉み合いから戻りに転じてきたわけだが、1万4000円台に回復し、13週移動平均線が見えてくると、取り敢えずの戻りのメドが気になってくるところ。戻りのメドについては、下げ幅に対する3分の1戻しで自律反騰、下げ幅に対する2分の1戻しで中間反騰、下げ幅に対する3分の2戻しで本格反騰。下げ幅を算出する際の高値をどこに求めるのかで、戻りのメドは、多少違ってくる。


 昨年来高値となる2月の1万8300円39銭。下落に転じる直前の昨年7月高値1万8295円27銭。昨夏の参院選での自民党惨敗を織り込んだ昨年8月高値1万7274円33銭。米国サブプライムバブル崩壊時の渦中にあった12月高値1万6107円65銭。採り方ひとつで、日経平均株価の高値は、いくらでも出すことができるわけだが、ここでは、下落に転じる直前、まだ、時代は阿倍総理だった昨年7月5日に付けた高値1万8295円27銭と、今年1月22日に付けた安値1万2572円68銭を起点にして、戻りのメドを立ててみることにする。




<日経平均株価、戻りのメド>
7月05日 高値1万8295円27銭


1月22日 安値1万2572円68銭


下落幅5722円59銭 下落率31.28%


自律反騰 1907円53銭 → 1万4480円21銭
中間反騰 2861円29銭 → 1万5433円97銭
本格反騰 3815円06銭 → 1万6387円74銭




 株価指数である日経平均株価の下落率が15%を超えた場合、まずは自律反騰、そして展開次第で中間反騰というのが相場のセオリー。日経平均株価は1万4000円台回復で、値ごろ的な目標達成感が出ているが、押し幅が浅ければ、日柄を入れた後、1万4500円近辺までの自律反騰に向かう動きになるのではないだろうか。戻り相場での鞘取りは、株価指数で戻りのメドを立てている以上、指数寄与度の高い日経225採用ど真ん中銘柄がターゲットになる。日経平均株価の下落率に対して、2倍程度下落している時に、鞘取りの刀を抜いてみたい。




<日経平均指数寄与度の高い銘柄>
6971京セラ
6954ファナック
6762TDK
9983ファーストリテイリング
7267ホンダ
8035東京エレクトロン
9984ソフトバンク

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー



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